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060カタナのメインテナンス060

 

面倒クサがりの私なので(笑)、、、

過去に放っておいて後からえらい目にあう事が多いので、転ばぬ先の杖ならぬ手がかかる前に予防しておこう的な整備です(笑)

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フレーム

ステップフレーム廻りが必ず剥げます。ですので、クリアシール貼っておきましょう。

43パイフォークは強度があるので事故や転倒で必ずフレーム強度が負けます。37や41パイだと幾分マシだと思います。って事は、倒立にすると、、、、

ステム上下のベアリングも結構ガタが出やすいので要注意です。

珍しいハンドルロックですがドイツ製です。生意気に、、、(笑)これはよく換えました。通算5、6ヶ買ってます。無理にハンドルをこじってロックをはずすという行為には、ぽっちが折れて動かなくなります。ロックアッシは1000円ちょっとで安いし、メインキーと違うので気になりません。

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エンジン

私みたいに長期放っておくとフィンの奥には泥がたまり、あげくの果てにはクリアー塗装の中から錆びたり、天然サンドブラストになったりします。オーバーホールのついでに塗ろうというナマグサは私でしたが、できる予防は、しておきましょう。エンジンを洗浄後、フィン奥はブラシで掃除し耐熱ワックスを降ってから、ウエスとブラシでフィン奥まで馴染ませます。特に黒エンジンは汚れ目立ちます。

古い車体のエンジンはプラグ、カバー、マフラー取付のねじ穴が結構よくない気がします。必ずスレッドコンパウンド塗りましょう。それでもよくない場合はねじきり直します。

ガスケットからのオイル漏れは10年程前はよく見ました。買ったばかりのSLから漏れたり、私の750も滲んでいました。今はSR以降の車体が殆どですしあまり見ません。ガスケット自体が変わったと思います。(紙→メタル?)

もひとつとんでもないことが、過去の私のカタナにはありました。クランクシャフトが折れていたのです。私の1000SZの1台目は盗難されて戻ってきた車体を購入したので、どういう経緯でそうなったのかは分かりませんが、、、クランクシャフト自体はSZとSD以降とは違い、支持径が太くなっています。やはり、弱かったのかもしれませんね。で、ヒデヨシさんの話ではメーカーから出てくる新品クランクでさえバランスのバラつきがあるようです。

次にカムシャフト。これは、純正ではまだ聞いた事ないですが、ヨシムラカムが折れた話も聞いた事あります。長期在庫品や中古は避けましょう

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電装

カタナのバッテリーはエアクリーナーを外すとバンドがないので、バッテリーが踊ります。そこで、ブリーザーが外れ、バッテリーケースが真っ白になったりします。(経験者談)そこでブリーザーホースは外れないように、タイラップで締めておきましょう。また、ブリーザーホース下側も、センタースタンドのボルト穴あたりで固定しましょう。マフラーにかかったら剥げます。(経験者談)

電装も結構弱いです。20年以上の車体はジェネレーター(発電機)の電圧は、ダイブ落ちるみたいなので交換しましょう。

メインハーネスも、私のは果てて腐ってました。(苦笑)

レギュレーター(整流器)も、今は全てSR以降の新しいのに変わってます。SZには少し配線の色が違いますがつきます。

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純正ホイール

純正の星型も汚れると嫌ですねぇ。私の手持ち銀の星型ホイールも、エンジンと同じくクリアの内側が錆びてますので、全部剥ぐのも面倒だしとそのまま放ってます。これも錆びないうちにシリコンワックスしこたま塗っておきましょう。くれぐれも、タイヤの接地面には塗らないで下さいね。

6本スポークも面倒そうですね。てな訳で、私は3本スポークですが、全てが楽チンです。あと距離を走ったものであれば、ベアリング交換をしたほうがいいでしょうね。片面シールより両面のほうがいいみたいです。

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リヤサス

リヤサスも純正だとオーバーホールできないので、SRでももう11年。それ以前の車体だと、まず完全な機能は失ってるでしょうね。ダンパーではなくバネサスなので動き出したら、なかなか止まらないはず。

上下取付部にはグリスを塗っておきませう。延命行為です。(笑)

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フロントフォーク

純正の37はやはりアウターチューブは錆びてます。ANDFは汚れ取りにくくて腹立ちます。私は、やってませんが、単にブレーキホース繋がなければANDFは殺せるらしいです。

フロントはバネ換えてオイル交換すれば、まだいけると思います。インナーチューブも室内保管だったら私のSZでも錆びは微少でシールを駄目にする程ではないです。

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キャブレター

純正のキャブはやはり年代物ですが、ずっと走らせてればそうそう問題もないと思います。ただ、ガソリン入れたまま長期保管や、屋外放置だとかなり整備が必要と思います。

オーバーフローでは、一般にニードルバルブの先端の段付きをよく言われますが、カタナのは結構20年ものでも、あんまり段が付いてるのを見たことないです。

ニードルバルブ下の網にはごみ溜まってたりします。あと、油面が狂ってたりフロートに穴が開いてたり、フロートピンが、抜けなかったり、フロートピンが抜けなくて支持のアルミを折ってしまったり、といった感じでしょうか。

それと、キャブボディが4つ繋がるのですが、そのボディとボディの間を繋ぐところのシールからガソリンが漏れる、なんて事もありました。

ただ、普通に動いていても、始動性、操作性は同じ負圧でも、新しいキャブのほうが絶対にいいです。

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スイングアーム

カタナのスイングアームはZ、CBなどと違いアルミの角断面なので、結構剛性はあると思います。

ただ、古い車体はピポットのニードルベアリングのカラーが段付きしてますねぇ。ベアリングも結構きてます。やはり、水が浸透しやすいんでしょうねぇ。めったに外す場所でもありませんし、、、

私の場合、ステムやホイールの片面シールや、スイングアームのベアリングには、万能グリスをしこたま塗りこみます。

カタナのノーマルのスイングもクリア内は錆びますねぇ。バッテリー液とかもかかるし、、、で、錆びた場合、クリアーを剥がそうとすると結構剥がれないのです。

ハンドドリル&羽布で、剥がそうとしても結構しつこいです。ブラストして塗りましょう。っていうのは冗談ですが錆びる前にシリコン塗って延命しましょう。

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メーター

カタナのメーターの針の反りや、挙句の果てには折れるのは、比較的新しい車体でも多いようです。

昔は、メーター修理の店すら知らず、新品買った事あります。今は結構修理がメジャーです。 自分で治されてる方も多いです。

新品に4万位も賭けるなら、オークションや修理で充分です。修理はメーターの誤差や、マイル→キロに、ギヤを変更とかもできますし、パネル張替えもできます。当然、針もです。

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スプロケ

カタナの1100は630で、恐ろしく太いくて重いです。換えましょう。530に。

ちなみに、750の国内は530なので交換の必要はありません。

ドリブンは750も1100も取り付けピッチ&ねじ径は同じですし、近年のGSFやGSX−Rの1100なども同じなので手配は簡単ですね。

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タイヤ

純正ホイールのタイヤはチューブタイプですね。パンクしたら嫌ですねぇ。で、750時代はチューブレスにしてましたが、トラブルはありませんでした。

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外装

初期のものはFRPの物もありました。持ってた事ありましたがどこいったんやろ?

、ってなわけで、とにかくフロントのウィンカーの付け根が立ちゴケでも割れます。FRPだと補修しやすいです。

今ではABSも補修できるらしいですが、私もよく割りました。かれこれ、フロントカウルも6ヶ位、換えてる気はしますが、、、で、皆さん、ビルトインタイプに換えるわけです。

私は嫌なので換えません。意地張ってるみたいですが、、、(笑)で、ノーマルタイプや私のRのウィンカーは支持が硬い為に曲がらず、余計にカウルを割るのです。ヤマハ製のものにすれば柔らかいので幾分マシらしいです。

次にタンクですが、これも腹の部分が摺れます。クリアテープかパッド付けるのが無難なんですが、見た目が、、、、私は張りません(笑)。

15年前、750に乗って気にせずタンクバック付けてました。(笑)で、みんなでツーリング行きました。カタナ乗りさんの誰もがタンクバック付けていませんでした。「なんで?」と聞くと、タンクに細かい傷がつくから!というお答え。で、1000を手に入れ紺銀に塗ってから、私も14年間付けてません。ロンツーに行けません(笑)

シートカウルはねじの取付部分よく割れます。気にせず使いますが、、、あと1000のリフレクタータイプも長い部分が壊れて今2ヶ目です。

とにかく、外装のタンク以外の部品は経年変化があり、塗装にも向きません。見た目は割れがなくても、硬さが違います。新しいほうが硬いです。

ですので、綺麗に塗装しても妙なしなりが発生し、サイドカバー類は付け外しで塗装が割れやすいです。やはり、塗装ベースには安い中古より新品に越したことはありません。

 

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