GSX750/1000/1100Sカタナの17インチ改
17インチ改造についてです。まず、何故17インチかというと、ホントに現在のタイヤは17が主流だからです。
各インチ、フロントタイヤのラインナップ
|
フロント
|
タイヤ 2024更新
|
19インチ
|
100/90V−19
100/90R−19 |
<BS> BT45V BT46
<D> K300GP.TT100
<MI> ロードクラシック
<OEM> メッツラー
<IRC> RS310
<Cont> クラシックアタック
|
18インチ(250) (275) |
110/80ZR−18 |
ラジアル
<BS> BT023.016PRO.T32
<D> α−14.GPR300.ロードスマート4.Q5A
<MI> Pロード3
<PI> ANGELGT
<Cont> ロードアタック3CR.ロードアタック3 バイアス <BS> BT45V.BT46 <MI> ロードクラシック |
18インチ(300) |
120/70ZR−18 |
<BS> BT023.T32 <D> ROADSMART4 <Cont> ロードアタック3 |
17インチ(300) 主に中排気量用 |
110/70R−17 110/70ZR−17 |
<BS> BT023.090.S22 <D> Q5.Q5A.α−14.GPR300 <MI> Pパワー.Pロード3.PカップEVO.ロード6.パワー6 <PI> ロッソ4コルサ.ロッソ4.スーパーコルサ.ロッソ3 <Cont> ロードアタック3 |
17インチ(350) |
120/70ZR−17 |
<BS> BT023.016PRO.TS100.S22.S23.T32 <D> ROADSMART4.Q5.Q5A.α−14.GPR300 <MI> Pパワー・2CT.Pロード3.Pロード4.ロード6.パワー6.パワー5 <PI> ロッソ4コルサ.ロッソ4.スーパーコルサ.ロッソ3.ANGELGT.ロッソ2 <Cont> ロードアタック3 |
*緑色:スポーツタイヤ.水色:ツーリングタイヤ |
||
以上のようにタイヤメーカーが18.19インチを軽視しているのは明らかで、バイクメーカーが超人気の純正18インチのマシンを出さない限りこの図式は変わらないと思われます。
そして、10年前に比べ18インチは明らかに減り、そして17インチは増えています。当然19インチではラジアルはありませんね。18インチはラジアルはあるが、スポーツタイプはほぼ絶滅に近い状況です。17にすればすべて選べるという訳です。
まあ19、18ともすべてのタイヤが絶滅する事はないと思うので、その径に思い入れがあれば「タイヤは履ければなんでもいい」という考え方にするしかありませんね(笑)
ですが、2006年現在なにげにちょっとラインナップが増えてたりします。いい事です♪19インチでもK300GPがリメイクされたり、なくなりかけてた18インチラジアルもまたダンロップからα10がでたりと、国内のBSやDLではまだ希望がありますね。気休めかもしれませんが(苦笑)
この手の記事は難しいですね、、、、最新でないと意味をなさないので、、、という訳で2024年現在の情報に更新しています。何気に19インチでラジアルが履けるようになっています。数年前からドイツのコンチネンタルタイヤが出回るようになったのが大きいですね♪ むしろ18インチのが危なくなった気がします。 |
カタナの歴代ホイール径 カタナにも時代の流れが過去にもあったのでそれを示してみます。 |
|||||||
81−82 |
1100SZ |
19 |
17 |
81−82 |
750S1 750SZ |
19 19 |
18 18 |
83 |
1100SD |
19 |
17 |
83 |
750SD |
19 |
18 |
84 |
1100SE |
19 |
17 |
750U |
16 |
17 |
|
87 |
1100SAE |
19 |
17 |
|
750SV |
16 |
17 |
87 |
1100SBE |
19 |
17 |
|
750SW |
16 |
17 |
90 |
1100SM |
19 |
17 |
85 |
R750 |
18 |
18 |
90 |
1100SL |
19 |
17 |
88 |
R750J |
17 |
17 |
91 |
1100SSL |
19 |
17 |
92 |
R750 |
17 |
17 |
94 |
1100SR |
19 |
17 |
96 |
R750 |
17 |
17 |
00 |
1100SY |
19 |
17 |
00 |
R750 |
17 |
17 |
|
|
|
|
|
|
|
|
というように1100カタナはオリジナルの形を守り続けていますが、国内の750に関しては初めから1100と違い530チェーンを使用したり、リヤ18インチであったり、U型では16インチ、17インチになっています。750Rはよく流用されるので参考までに載せてみました。 |
実際の流用改造車の紹介 |
|
87年当時、ヤマハのFZRは既に17/18を採用していたので、大型車で流用するなら一番将来も見越して尚且つ部品もGSX―R系よりは安く手に入ると思います。 中型車も考慮に入れるならバンディット(17/17)や、正立Γ(17/18)、正立GSX−R400などもよく使われています。 話はそれてしまいましたが何故上の表を示したかというと、私も初期型750カタナに乗っていたので18インチ化の際は750の数値(車高等々)を参考にしました。 で、17インチ化の際はU型750の数値を参考にすれば?というお話なのです。 当然タイヤの径、太さの変遷のように、カタナのノーマルサイズからかけ離れれば、乗り味も変わって行く訳ですが、17でも18インチと同等のサイズに納めて尚且つU型750の各部寸法に近くすれば「近からずとも遠からず」の刀にできるのでは?と、私は思います。 実際にhataさんの刀のようにかなり評判のいい17インチがあります。 |
|
フロント17、リア18の緑色号 |
|
|
<詳細> 87FZR750用41パイ正立フォーク 85GSX−R750用トリプルツリー FZR400用前後ホイール リム300−17/400−18 タイヤ <BS>BT−014 110/70ZR−17 150/60ZR−18 オーリンズPBリアサス延長 |
という数値です。細めのFRタイヤサイズでかなり軽快感があり、かつグリップ感のある17インチに仕上がっています。これはリヤ18インチというのもいい結果に繋がっているのでは?と思います。 なぜなら、流用リヤホイールは扁平率が高い為、1100、750Uの17インチと径はあまりかわらないという事です。逆に、純正と同じ17インチでも扁平率が高ければ、かなりシャコタンになってしまうと言うことです。 |
|
<FZR系> |
|
@ A(@hataさん Aアカさん) |
|
FZRの87以降の750/1000はもともと320パイがついているので、ベース車両も含めて安くあがると思います。 ただ、キャリパーピッチは100mmなので、ヤマンボや住友モノブロックあたりだと付きますが、それ以外はサポートがいります。サポートが既製品で存在するかどうかは未確認です。今後の事を考えるとFZRは87から17インチなのでいいと思います。 |
<フロント17/リヤ17の細い版> スズキ中排気量車 |
今度は前後17のリム幅タイヤ幅を細くした場合についてですが、リヤの径は実質に扁平したタイヤを使う為シャコタンになってしまいます。ですので車高は必ず調整しなければなりません。 で、フロントは調整の幅のあるバンディットがお薦めです。でも、これらのサイズでリヤに17インチを導入した場合、扁平率の高いタイヤを履くとかなりリヤの車高が下がるのでリヤサス長など調整はすべきだと思います。 |
<バンディット400の詳細> 41パイフォーク 自由長830mm(バーハンドル車除く) 前:300−17 後:400−17 |
A C 知人 ぐおーんありーな |
実は一番穴なのは中型車(バンディット400)あたりの流用です♪ディスクは290パイなので少々小さめですが、90ピッチのキャリパーはボルトオンだしベースが非常に安く手にはいる為、コストパフォーマンスは最高だと思います。 ただ、ローターの径アップの際はサポートはスープアップが300/310/320パイ用を出していますが、ブレンボ40ピッチのみです。 が、ローターのピッチはR750/1100の17インチと同じなので、310パイローターは流用可です。追加ですが上記のバンディットのフォークはアジャスタブル機能こそありませんが(プリロードあり)、見た目はヨシムラショウワに似ておりますし、、、実は、ヨシムラショウワも290パイ用のアウターなのです。(昔のGSX−R400のレーサーに使われていたんです。) で、どちらもアクスルは17パイです。長さは大排気量車以上で、かなり刀750Uの長さに近いと思われます。RF400、イナズマ400(41パイ正立フォーク、17パイアクスル)これらのホイールは、350−17/450−17/550−17ホイールを装備しております。 |
<前後17インチ標準サイズ> 2008.1.26追記 |
GSX系では88年の750より17インチとなっています。やはり、正立フォークに拘りがあるので正立のみのデータです。 また、FRともアクスルシャフト20パイが一番多く長く使われており、流用するには結構重要なポイントとなります。白字がアクスル20で赤字は20ではありません。 長さは非常に重要で延長キットを使用するならウィニングランから非常に多くのキットが出ており、選択肢は非常に多くなります。延長キットを使用しないとなると800mm基準で考えるとCB1000SFや、GS1200SSとなってくる訳です。 ただ面白いのは車両メーカーは違えど、製造メーカーは日本ではショーワ(ホンダ・スズキ)、KYB(カワサキ・スズキ・ヤマハ)創輝(SOQI)(ヤマハ)てな感じのOEMになっていますので、私のようにGSFのアウターにCB1000のインナーチューブが付いたりするので可能性はあります。 下記のGSX−Rでは1100はKYB製、750はショーワ製だったりします。 |
年式 |
車種 |
フォーク |
長さ |
ピッチ |
オフセット |
Fホイール |
Fローター/オフセット |
Rホイール |
88 |
GSX−R750J |
43正立 |
725 |
205 |
35 |
3.5 |
310/22 |
4.5 |
89 |
GSX−R1100K |
↑ |
740 |
205 |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
GSX−R750K |
↑ |
725 |
205 |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
GSX−R750RK |
↑ |
730 |
205 |
↑ |
↑ |
↑ |
5.5 |
95 |
GSF1200 |
↑ |
775 |
200 |
30 |
↑ |
310/19 |
↑ |
↑ |
RF900 |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
99 |
Inazuma1200 |
↑ |
? |
205 |
35 |
↑ |
↑ |
↑ |
00 |
GS1200SS |
↑ |
815 |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
↑ |
|
BANDIT1200 |
↑ |
? |
|
32 |
↑ |
↑ |
↑ |
|
GSX1400 |
46 |
|
|
|
|
|
|
01 |
GSX−R600 |
45 |
|
|
|
|
|
|
03 |
SV1000 |
45 |
|
|
|
|
|
|
|
<他メーカー> CBR600 CB1000SF ZRX1100・1200 CB1300 X4 |
43 43 ↑ 45 43 |
815 805 840? |
195? |
|
3.5−18 3.5 3.5 |
|
5.5−18 5・5.5 |
GSX−Rフォーク流用 |
|
|
さて、上記ののり味は減ると思いますが、もうワンサイズあげるなら、88−89GSX−R750/89 GSX−R1100(43パイ正立フォーク730/745mm)20パイアクスルシャフトです。 89GSX−R750RK&ウイニングラン70mm延長キット GSF1200(350)&BT010 120/70ZR17 GSF1200(50)&BT010 170/60ZR17 |
|
Kaiさんの場合はRFフォークを流用。自由長は短いですので少し車高が低いです。 95RF900アウターにGSFインナー RF900(350)&パイロットスポーツ 120/70ZR17 RF900(550)&パイロットスポーツ 180/55ZR17 |
|
一号機を踏まえてもまだ車高が足りない気がしたのでさらに前後の車高をアップ 95GSF1200アウターにCB1000SFインナー GSF1200(350)&パイロットロード 120/70ZR17 GSF1200(550)&D221 170/60ZR17 |
<17インチ化に必要な事> |
|
|
某関東系カタナショップではノーマルスイングで17を入れていますが、実際の所GSF系は無加工では入りません。 何故ならホイールセンター〜左の距離がカタナノーマルホイールより3mmも長い為です。これを入れようとすると、原理上ホイールの左のカラーを薄いものに換えることが必要です。でもそうすると、スプロケのボルトがスイングに絶対に干渉するのです。でまたハブのスプロケ面を追い込む事が必要になります。 しかし、スイングごと換えてしまえば17化はかなり楽に行える訳です。スイングは85R750用がかなりカタナノーマルに近い寸法なのです。ちなみにピポット〜アクスル間が刀は50〜55cm、R750初期は52〜55cmです。 私はサス受けもノーマル同位置にしています。加工としてはピポット幅詰め、サス受け溶接といったところです。で、ついでにリヤアクスルの長穴加工をし刀と同寸に。しかーし!殆どのカタナでステップフレームに干渉するようです。で、ステップフレームをカットする羽目に。 |
|
で、こんなあんばいに。ステップはCB1300用ミクニレーシング製。タンデムはZRX1100用です。ミクニレーシング製ですが質感はかなり良く、CB用のマスターも小型でタンデムを入れるにはピッタリでした。位置はノーマルとほぼ同位置に設定。 |
|
さて、常々問題とされるタイヤとチェーンの干渉ですが、タイヤを170に、でサス受けを外側にオフセットし、ハブを削りこまなければ、タイヤ側には問題はありません。 しいていえばトルクロッドのほうがギリギリクリアランスです。ローターキャリパーアッシーは86R750用がそのままボルトオンです。しかし、もともと240パイ用のホイールなので、220パイだと当ってしまったのでキャリパー削りました。 チェーンラインは10mmオフセットスプロケの1mmシムを1から2枚挿入です。私はとりあえず1枚。でリアのスプロケを裏返しでー2mm。でハブを89GSXーR1100Kのものに(−2mm) |
<ディメンション> |
|
当然、ディメンションは全てのノーマルの刀とはかけ離れていますので、全てを見直さねばなりません。 重要な事はディメンション(キャスター/トレール/オフセット/レバー比)をノーマルに近い数値にする。と言う事です。 ● キャスターはノーマルより立てても25℃辺りまで?(1100:28.10/750U:27.20)。 ●
18インチよりさらに0.5インチ+タイヤハイト分の寸法分長いフォーク。即ち、815mm以上のフロントフォーク。 ●
次に、キャスターを立てた分減ったトレールの量を上げる為にオフセットをへらす。(105〜110mm) ●
そして、もちろんリヤも車高が下がるのでその分を補います。が、あまりに後を上げるとキャスターは随分立ってしまうのでノーマルの高さを維持します。 ●
スイングアーム長(ピポット〜アクスル)、リヤサス受けを同寸法にする。(レバー比) ● その上で減った分の寸法分リヤサスを延ばす。(約30mm)つまり、レバー比を変えずにサス長のみ変える。という事です。 実際には換えていますが、(レイダウンによる車高アップ20mm+スイングアーム交換で15mm) |
|
998SZ(18in) |
750SD(18in) |
998SZ(17in) |
おまけ ヨシムラ1135R |
18インチを基準に作ったので、上の画像を見比べてみても車高等は殆ど変化がありません。現に、ノーマルのサイドスタンドで余裕で停められます。むしろ、リヤに関しては更に車高を上げています。実際にどれ位寸法の調整が必要かを下に示してみました。 |
単位mm |
フォーク長 |
Fアクスル 〜地面 |
差 |
Rサス長 |
Rアクスル〜 地面 |
STD差 |
備考 |
1100S ノーマル |
約800 |
331.3 |
±0 |
335 |
332.9 |
±0 |
100/90−19 130/90−17 |
750S ノーマル |
約800 |
331.3 |
±0 |
335 |
336.6 |
+3.7 |
100/90−19 120/90−18 |
750SU |
約830 |
293.2 |
−38.1 |
340? |
323.9 |
−9.0 |
100/90−16 120/90−17 |
998SZ(18) |
790 |
316.6 |
−24.7 |
335 |
333.6 |
+20.7 *@ |
110/80−18 150/70−18 |
998SZ(17) |
805 |
299.9 |
−26.4 |
351 *B |
317.9 |
+36.0 @+A+B |
120/70−17 170/60−17 |
750SD(18) |
790 |
316.6 |
−24.7 |
335 |
333.6 |
+20.7 *@ |
110/80−18 150/70−18 |
@ YRPレイダウンキットは、車高が約20mm上がりますので上は20mmとして計算しています。 A 17in仕様はノーマル長リヤサスでは通常私的にはだめで、今回はR750スイング使用により15mmはアップします。 B ショーワはサス長が346mmと、ノーマルより11mm長い。更に車高長で5mm延長(351mm) レイダウンしない場合はRサス長が更に15mm必要です。タイヤハイトも計算に含んでいます。(備考のサイズ) |
というように、実際にはキャスター角もあるし(フロント)、レバー比(リヤ)もあるので一概にはいえませんが、とにかく極力18インチの乗り味と車勢(前後の)を残す事が目標だったので、先ずフォーク長、次にリヤ、これはスイング換装の車高アップが功を奏し、ノーマル長のサスでいけない事はないですが、やはり車高調は欲しいですね。 で、あとレイダウンキットの20mmアップは絶対に必要でした。あとはスイング長。これはレバー比を大きく変えない為には必須です。85Rはカタナとほぼ同じの為OK!で、実際にはタイヤの扁平を変えるだけですぐに変わってしまいます。仮に170/60を、180/55にするだけで3mm車高が落ちてしまいます。 |
<インプレッション> |
さて問題の乗り味ですが、17インチといってもまるで18の様な乗り味です。想像以上にカタナノーマルに近くなってしまいました。 という事は当然17らしさも薄いという事で、クセは全然なくもの凄くニュートラルなハンドリングに仕上がりました。まあもうちょっと17らしくしてもいいかも?と思ったりもします。 タイヤはさすが近年のタイヤで安定感ははるかにあります。ただ17か?18か?といえば、軽快感の18で、安定グリップ感で17でしょうかね?デザインは横から見れば18で、後から見たら17かな? 乗り始めは上のような感想でしたが、乗り込めば乗り込んだなりに問題点は生じてきました。刀のノーマルの重心はリヤよりです。がこれはタイヤ前後とも扁平率が低く(ラウンドがキツイ)為、リヤ加重が強くてもキレのあるコーナリングがあり、曲がりやすいですが近年の17インチでは扁平が高く(ラウンドが緩い)為、リヤ加重では曲がりません(バイクが寝ない)。 なので、ケツをどんどん上げ、重心を前よりにしていく訳です。私の998Rもどんどんケツを上げる必要が出てきました。 それはどんな症状か?と言うと、加速状態で寝かしていく高速コーナリングとか、上りのコーナーとかとにかく、フロントの加重が減るときフロントの接地感が希釈となり、寝かしこみにくくなります。 これは逆にハイスピードでコーナーに突っ込んでブレーキングするサーキットや、峠の下りなんかでは逆にいい感じです。というように17特有のウィークポイントは存在します。おまけにハイグリップほど減りが早く段ベリすると、この症状はより顕著に現れます。一概にかっこいいから太足にするのも問題はありますね。 対策としては段ベリしないように走るか、むしろツーリングタイヤにしセンターのあまり減らない物にしたほうがいいでしょうね。またそうのほうが、もっちゃり感は減りキレも良くなると思います。 私の考えというか、結論としてはかっこよさと乗り味のバランスとしてはフロント110/70−17のタイヤを3.0のリムに履かせリヤは160/60−18を4.5のリムに履かせるのがベストかな? 最もそんなサイズの大型車もないので妥協案としては120/70−17を3.5リムでリヤは160/60−17の4.5かな?でも、170/60−17で5.5に比べると更に車高が6mmも落ちるのが問題なんすよねぇ(笑) <17インチ 番外編> 750SD 手持ちの部品で17インチ化をやってみます。(笑)で、ノーマルのスイングアームには5.5は入れられないので4.5インチです。 本当は17インチ化するならリヤサス位は車高調ほしいんですが、金ないので見送りです。(苦笑)でも998のときに一度同じ前後サスで17にした時はまずまずの仕上がりでしたので、まあやってみようかなと、、、違うのは @ スイングアームがノーマルなので998よりマウントが低い為車高が稼げない。 A 160/60なので998の170/60より6mm低くなる。 B 998は新品のスポーツタイヤだったが、750は中古のSPタイヤ。 てな感じでいい材料はちょっとリヤが細いから軽快感が出るかな?という事だけ、、、、、、 さて、、、、、、付けてみるか、、、、、、、で、ついでなのでノーマルから何から4本のリヤホイールのデータ取りします。 で嫌な事に気付く、、、、998「センター出てないやん!! 」 サンスターと純正のスプロケでは裏返すと2mmも違いました。 で、998にサンスターを付け替えてしまったのでスプロケがない、、、、、仕方ねー。もう1本の17インチは18インチとハブが同じなので仕方なくそっちのホイールにします。 <結果インプレ〜> はい!では走ってみましょ〜。フロントはGSX−R750J(3.5−17)にD208GP120/70でリヤはSV650(4.5−17)にBT56R160/60です。ともにサーキット専用の中古タイヤなので走っても暖まるまで怖いですねぇ。 で、走り始めます。「あかん!!」(笑)「ほんまあきまへん」まず、フロントがもっちりし過ぎて18にある「キレ」が全くありません。それに対してリヤは18では段ベリしてた160/60の同じ太さの17インチなので後ろはキレあります。 もともと、リヤの車高が全然足りない車体構成なので余計悲惨ですね。フロントの軽快感を出すには理想としては3.0インチリムに110タイヤのが良さそうです。それかリヤの車高アップですねぇ。まあ、慣れればましにはなるでしょうけど、、、、、ま、あくまでもお試しキャンペーンなので(笑) |