GSX750S&GSX1000S 我が ●GSX1000S(GS1000SZ)カタナと ●GSX750SUカタナ改 の改造点の、詳細データと、使用感を、比べてみました♪ご参考までに。 <車体> ●フレーム 【1000】 ‘82 GS1000SZ フレーム 補強あり(TNK13ヵ所) 半艶黒 ウレタン塗装 やはり、車体は全然安定しています。 【750】 ‘83 GSX750SUフレーム 補強なし よれよれ丸出しで、これも昔っぽくというか、いままで、これが普通だったので楽しいです。でも経年でサビサビ、、、、 ●ステップ 【1000】 ステップフレームカット CB1300用<スパイス>3ポジション タンデム:ZRX1200DAEG やはり、幾分内側に入るため、車体は細くいい感じにはなりますが、少しホールドは、しにくくなります。また、チェンジ自体、しにくくなるので、要スタンド交換です。タンデムは高さがあがりますが、大人の乗車も可能です。 【750】 ノーマル後期型 可倒式 ノーマルは、結構、外側にありますが、ステップフレームのおかげで、ホールドはし易いです。また、タンデムも当然しやすいです。 ●スタンド 【1000】 <大野スピード>アジャスタブルステンレススタンド 【750】 <STD>カタナ750U純正スタンド ●ハンドルバランサー 【1000】 GSX−R1100N用加工(大) フレーム補強との相乗効果により、100km近辺の微細な振動は、なくなっています。ポジションは、全然ノーマルのほうが楽です。 【750】 GSX−R750J(小) もともと、低振動の750エンジンだと、これで充分、振動はありません。こっちも当然、ノーマルの方がハンドル位置が高く楽です。 ●シート 【1000】 ベース:GSX1100SE 青/グレー <丸直>前:ディンプルブラック 後:艶消しブラック 【750】 ベース:GSX1100SBE <丸直>前:カーボンレッド 後:グレー ●サスペンション (F) 【1000】 <CB1000SF>インナーチューブ(チタンコート)+<ウィズミー>ダンパーキット <GSF1200>アウターチューブ43パイ(自由長815mm−突出10mm=805mm) <GSX−R750RK>均一レートスプリング <ショーワ>フォークオイルSS8(GSF純正)10番相当 結構、しなやかによく動きます。チタンコートの効果か?低加重時の動きは秀逸 【750】 <CB1000SF>インナーチューブ+<ウィズミー>ダンパーキット(GMD改バルブetc) <GSX−R750RK>アウターチューブ43パイ(自由長815mm−突出25mm=790mm) <GSX−R750RK>均一レートスプリング <NUTEC>フォークオイル♯10 大幅改善です♪。バルビングのチューンの効果が抜群です。 ●サスペンション(R) 【1000】 GSX−R750Jスイングアーム加工(ツインサスマウント溶接・ピポット部幅詰め加工) <YRP>レイダウン <オーリンズ>(ヤマハVMAX用YA427(自由長325mm)) <UK>カタナ用コの字ブラケット335+10mm=345mm 【750】 ノーマルスイングアーム半艶黒ウレタン塗装 <YRP>レイダウン <オーリンズ>(ヤマハVMAX用YA427(自由長325mm)) <オーリンズ>カタナ用コの字ブラケット10mm延長タイプ=345mm いいです♪ ●初期セッティング(乗車1G)及びサスペンションセッティングデータ 【1000】 フロント:45mm イニシャル5段目(最強から) 伸び:最弱 リヤ:乗車1G 25mm 伸び:15戻/30(最弱) 圧:0/20(最弱) 残 スト25mm 【750】 フロント:35mm イニシャル最弱 伸び:7/14戻 圧:14/14戻(最弱) リヤ:乗車1G 25mm 伸び:15/30 圧:0/20 ●ブレーキ (F) 【1000】 <ニッシン>鋳造ラジアル19 <トキコ>GS1200SS 6ポット(隼アルミピストン) キャリパー&締結 チタンボルト <METALLICO>セラミックカーボン 7528 <プロト>スウェッジラインステンフィッティング セミラジアルからの変更ですが、予想よりも、遥かに効くし、コントロール性も、もっといいですッ!!トキコ6ポットの能力も、より発揮ってな感じであります。 【750】 <ニッシン>セミラジアル17.5 <ニッシン>4ポット(アルミピストン) キャリパー&締結 クロモリボルト <ニッシン>GSF1200用 STDパッド <プロト>アルミフィッティングGSX−R1100用 セミラジアルを、998からの移植ですが、トキコ6ポットのときほど、感動はありません。やはり、年数分の進化は、かならずあると言えます。アルミピストン化でフィーリングは確実にアップしました♪ ●ブレーキ(R) 【1000】 <ニッシン>CB1300マスター <ニッシン>GS1200SS 2ポット キャリパー&締結 チタンボルト <スズキ純正>GSX−R1000K4 220パイローター <アールズ>メッシュホース <デイトナ>ハイパーパッド 44151 リジットマウント マスターの良さは確実に実感できます。また、ローター径は小さいですがリジット化もあり断然こっちのほうがいいです。 【750】 <スズキ純正>GSX1100SMマスター <トキコ>GSX400S 2ポット キャリパー&締結 クロモリボルト <スズキ純正>GSX−R1000K1ニッシン用 アルミピストン <スズキ純正>SV600 240パイローター <スズキ純正>GSX―R400 純正ホース <デイトナ>ゴールデンパッドχ 97149 <カワサキ純正> エリミネーター250 トルクロッド リジットマウント ●ホイール 【1000】 17インチ(GSF1200)+GSX−R1100K用ハブ 当然、ホイールだけの問題ではありませんが、安定志向ですが、17インチですのでヒラリヒラリと走れます♪ 【750】 18インチ(GSX−R750H) 軽快志向ですが、悪く言えば不安定です。 ●タイヤ 【1000】 <ピレリ>ディアブロロッソ2(ツーリング) 120/70ZR−17&170/60ZR−17 【750】 <コンチネンタル>ロードアタック3CR(レース) 110/80ZR−18 <ブリジストン>BT−016PRO 150/70ZR−18 110と150で選択すると、タイヤ選べません。金ももったいないし、中古品をみつけて前後交換。安心のサーキット用のハイグリップタイヤ♪ ●
ディメンション (1G) 【1000】 フロント高さ(地面〜カウル) 760mm リア高さ(地面〜テールランプ) 774mm 前輪加重を増やす為です。 【750】 フロント高さ(地面〜カウル) 760mm リア高さ(地面〜テールランプ) 770mm 完全なリアステアの旧車風 <エンジン> ●エンジン 【1000】 ‘82 GS1000SZ 純正ピストン998cc(69.4×66) ヨシムラステージ1カム シリンダーヘッドポート加工750用オイルポンプギヤ パワーは、圧倒的に998のがあります。フィーリングは、ゴリゴリ回る感じ古臭いです。 【750】 ‘83 GSX750SD <ワイセコ>ピストン(70×53) 実は、998よりビックボアなのです。そりゃぁ乗り味違うはずです。そこそこ、走ります。回る感じは、Rに少し近くなってる感じで、998より上質です。 ●オイルクーラー 【1000】 <アクティブ>アールズラウンド9インチ13段 【750】 <?>9インチ9段 ●オイルキャッチタンク 【1000】 <ヨシムラ> 【750】 <TNKエンジニアリング> ●スプロケカバー 【1000】 <ヨシムラ> 【750】 <タバックス> ●エンジンオイル 【1000】 <AMSOIL>MCV 20W−50 【750】 <ロイヤルパープル>HPS 20W−50 ●電装 【1000】 イグナイター:GSX1000SZ純正 イグニッションコイル:GSX−R用 プラグコード:<NGK>パワーケーブル プラグ:<NGK>DR8EA 【750】 イグナイター:GSX1100SR純正 イグニッションコイル:GSX−R用 プラグコード:<ウルトラ>シリコンコード プラグ:<NGK>DR8EA ●メーター 【1000】 <クラフトビー>純正加工280km/hスケール 【750】 <NY>純正加工200km/hスケール ●クラッチ 【1000】 ゼファーレバー&アドバンテージレリーズ&ワイヤー めちゃ軽いので、楽ちんです。 【750】 バーネット強化クラッチ(スプリングSTD)&ゼファーレバー&ユニコーンワイヤー&YRPイージークラッチ 死ぬほど、重いかったクラッチが、998より軽くなりました♪流石、長くでかいだけあります。かっこいいとは思いませんが(笑) ●スプロケ 【1000】 530 ドライブ:サンスター10mmオフセット+1mmスペーサー 17T ドリブン:GSF1200純正スチール45T裏返し 2次減速比:2.647 重さは、無視、あえて、耐久性重視の純正品です。17インチにすると、どうしてもスイングに当たるので、2次減速比で合わせて、極力、ドリブンを大きくしています。 【750】 520 ドライブ:サンスターオフセット無し 16T裏返し スペーサー3枚 オフセット10.5mm ドリブン:スーパースプロックス GSX−R750用(5穴)42T 2次減速比:2.625 750ノーマルと同様。やはり、良く考えられていて、下も、上も、程よく扱いやすいです。ただ、金色は嫌い(笑) ●チェーン 【1000】 <RK>GP530XW 116リンク やはり、最高級の輝きはかっこいいです。 【750】 <RK>BL520XXW 110リンク 全然切らなくて、かつ、安くすむやり方ですね。 ●ガソリンコック 【1000】 <カワサキ>ニンジャ純正コック つまみが大きく、操作性は大幅向上です♪ ただ、ガソリンホースの方向は、ノーマルと違って車体内側向き(右)なので、注意です。 【750】 <カワサキ>ニンジャ純正コック ●キャブレター 【1000】 ‘92GSX−R1100用BST40&‘88FZR750R:<YEC>レースキット ファンネル PS:1回転7/8戻 PJ:40.0 JN:4段(GSX−R750L用JN) MJ:170 ハイパーノズル 低開度もバッチリ、トルク感もモリモリです♪ 【750】 ‘90GSX−R750用BST38&‘88FZR750R:<YEC>レースキット ファンネル PS:1回転戻し PJ:30.0 JN:5段(GSX−R1100L用JN) MJ:165 ハイパーノズル ファンネル仕様になり、極悪度満点♪ ●スロットル 【1000】 GSF1200(73度) 【750】 GSF1200(73度) 握り心地は、少しクッションの効いた感じで、すいつくような、感じもしてグッド♪ ●マフラー 【1000】 <ケイファクトリー>クワトロSDアップ フルチタン(4−2−1) <ケイファクトリー>モトGPサイレンサー 軽いです♪見た目も気に入っているし、いろんなパターンの音を楽しめますが、根本的に音がイマイチ。多分、チタンの硬質な音と4-2-1ってのが原因なんでしょうねぇ。でも、バッフルの変更によりかなり、良くなりました。 【750】 <USyoshimura>スチールサイクロン アルミサイレンサー4−1 鉄のいい雰囲気の音してます。また、750の吹け上がりにともなってとっても気持ちいいです。これこそ、空冷直4の楽しみですね。 ●燃費 【1000】 街乗り15km/L・ツーリング22km/L 平均17km/L 【750】 平均17km/L <総評> さて、新998はヨシムラカムもはいって随分よくなりましたが、足回りは90年代でエンジンのみちょっと古臭い感じです。 750はというと、車体は完全に80年代の古臭い感じですがエンジンが車体に対しては勝っているので楽しいです。 やはり、パワー自体は998のほうが断然速いです。そしてフレーム補強やハンドルバランサーを1100用の一番重いものに変更した事により、100km/h近辺の不快な振動もなくなり、高速巡航は断然998のほうが楽ちんです。 750はと言うと足回りの変更のみですが振動は全くありません。やはり、998よりはパワーがないのですが吹け上がりの速さで回す事は998の「ちょっと怖い」というのが「楽しい」になります。ただ、エンジンのフィーリングは断然750のほうが上質です。こっちのほうがステージワンカム入れたらもっと楽しいと思います。 |