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ブレーキの改造D

 

060 フロントラジアルブレーキマスター化 060 GSX750Sカタナ 2025.4.12 029 

 

 998のラジアル化から20年が経過した事が驚きです、、、、(苦笑)まあ当時は感動しましたけどね♪なので、どう変わるかは解っているので、手間とコスト考えて先送りしてただけです。

 

 ただ、加齢により体力、反射神経が劣っていく中で2台のカタナの操作負担は減らしたいという事で、2021年以降の2台に関しては改革的な改造ではなく、とにかく乗りやすく安全にという事を重視して沢山乗る事よりも残りの人生で長くバイクに乗る事にシフトしています。

 

 なので2台に関しては、突飛な事をせず「寄せる」方向に持っていっています。で、特に操作系です。

 

 

 

 やはりブレーキは扱い易いに越した事はありません。所謂コントロール性というところ。

 

 トキコ6ポットかニッシン4ポットかと言うところは、見た目とメンテナンス性はニッシン、安さとコントロール性はトキコで、軽さはニッシンのが軽く出来ますが、トキコはチタンボルト、ニッシンはクロモリにしています。 

 

 このキャリパーはこの世に出た年代は10年程差があります。今まではニッシンの750はセミラジアルの11/17なので比べようがなかったといってもいいです。

 

 基本わらしべコンセプトw で998のお下がりを750にしてたので750はコストを抑えています。

 

 今回750にラジアルマスターを導入した事で、漸くニッシン4ポットとトキコ6ポットを語れるかなと思ってます。

 

 ちなみに巷ではトキコ6ポットのほうがいいと言う人はいませんw

 

 主に造りはニッシンのほうがアルマイトが内部までかかっていてコストかかってると思います。また、スズキGSX−R1100でトキコ同径6ポットというのがあって非常に評判は悪かったのです。それだけでなく私が使用していたTL1000Sのトキコ4ポットも良くなかった。

 

 キャリパー面積は

トキコ異径4ポット<ニッシン異径6ポット<トキコ異径6ポット<ニッシン異径4ポット<トキコ同径6ポット

※自身の使用歴はトキコ同径6ポットだけは使った事ありません。

 

 そんな中、1999年にハヤブサ用に生まれたのが、純正でありながらアルミピストンを携えたトキコ異径6ポットなんです。ブレンボは当時からアルミピストンでした。

 

 個人的にはキャリパー面積は小さすぎてもダメ、大きすぎてもダメと思ってます。なので自身の選択はトキコ異径6ポットとニッシン4異径ポットなのです。

 

 その後、ニッシン4ポットにB−KING(2007)のアルミピストンを投入してます

 

 結局ブレーキって効力だけではなく、タイヤ性能、ローター(厚み・径・フローティング量)、パッド、サスペンションという全てのパーツのバランスがあります。

 

 だから奥が深いし金もかかるし、手間もかかります。

 

 今回、750にラジアルが入ってフィーリングはかなり寄りました♪

 

 

 

でも、まだ998のが良いです。おそらくローターのフローティング具合と材質かと思います。10年程差がありますから。

 

あとはメタリカのパッドです。

 

750は1987年のGSX−R750Hの310パイローターとGSF1200の純正パッドです。対して998は1997年のイナズマ1200の310パイローターです。

 

取付に関して

 

 20年前にもいろいろと苦労してますけど、今回も当然してます。

 

 一番はニッシンの4ポットのホース取り出しの位置です。トキコはバイピースで単純にマスターから20°バンジョーで右キャリパーに75cmで落とし、ストレートバンジョーと20°バンジョーで左に50cmで振り20°で終了。

 

 ニッシンは若干前に振ってるのでストレートバンジョーでは角度が随分寝てしまうのです。

 

 従ってストレートのバンジョーは無理です。純正も20°のバンジョーもしくはキャリパーアダプターを使用してストレート出しがベターです。そうなるとバイピースではなくトライピースとなります。

 

 マスターから20°バンジョーで25cmで落とし20°バンジョーでジョイントに接続。ジョイントからは20°バンジョーで45cmで左右に落としキャリパーアダプターで直付け。

 

 ただ、たとえ足回りが変わって低くなったとしても、サス伸び切りとブレーキングを考えるとタワミの余裕は欲しいです。あとは左右フルステアリングの際、カタナはカウルステーがフレームマウントで常に車体中央に居ます。

 

   GSX1100Sのセパハン時の全長は77cmが各社推奨です。

   スウェッジラインはバンジョーが2cm アダプターが7mm

 

 結果としてストレートバンジョー(2cm)+ストレートフィッティング(27.5cm)+20°バンジョー(2cm)+ジョイント(0cm)+20°バンジョー(2cm)+ストレートフィッティング(45cm)+キャリパーアダプター(0.7mm)=79.2cm

 

 仕様によってそれぞれの長さを変えればいいかと思いますが、上部はもう5cm短くても良かったかなと思います。22.5cm使用の場合だと総長74.2cmでバイピースと変わりませんね。

 

 とにかくスウェッジラインプロだと非常に高くなるし、新品で長さ失敗するのって凄く嫌じゃないですか、、、、、かといって改造車なので車種用キットを参考にするならGSX−Rなんでしょうけど、フォーク延長してますしね、、、なので中古で他車種用を手に入れて上部を買い足しました。

 

 

023

 

 

 

060リヤブレーキのリジットマウント化&アルミピストン化♪ 060 GSX750Sカタナ 2021.7.23 029 

 

 かれこれ、10年程前からのテーマではあったのですが、、、、、

 

全然放置したままでした(苦笑)1000を先に実施し、余ったスイングアームを使ってステップフレームカットの際に実施しようと思ってましたが、カットせずに10年経ってしまいました、、、、、1000の時はGSX−R750F(初期型)スイングアームを加工取付、西村コーティングのダイアモンドコートを剥がすのももったいなく、実施はスイングアーム変更時でした。

 

結局のところ、以前はスズキの友人やらTNKさんがあってステップフレームのカットも車両さえ持ち込めば安心して完成していましたが、20年前と全然状況は異なります。リアサスペンション装着が無理であれば、やむなくステップフレームカット確定でしたが、なんとかカットせずとも走れるようになりました。あとは、520化でのスペース確保でいいと思っています。

 

でも、久々に戻ったカタナ乗り、、年齢は50を超え運動神経も鈍っています。

 

感じた事は乗り続けているRMXが超軽快な事で、よりカタナが鈍重に感じます、、、、

 

で、即実行出来る純正風のリジットマウント化です。ステップフレームカットを当面しないのであればやっておこうと腰を上げました。

 

カスタムが流行し始めた1980年代後半。全ての改造車がフローティングへの改造でした。時は進み2000年頃にはフローティングは劇的なメリットはなく、リジット化が一般的となりました。TNK、ユニコーンからトルクロッドガ販売されていました。

 

初代の私の18インチ足回りを使用されているHSRさんや、ロウさんはもともとリジットマウントで改造を実施されていました。何分20年も経てば記憶も薄れ、、、、、髪はちゃんとある♪ いやいや、どうやればトルクロッドのリジットマウントが上手く行くか?、、、、

 

当時はとにかくノーマルトルクロッドを叩いてへこます!! だったと思います。(爆)

 

今では、ユニコーンやオオノスピード、PMCからトルクロッドは発売されていますが、とにかく高い!でも、凹ますのも面倒、で今回叩かずに流用にて乗り切る案にしました♪

 

ストレートのアルミのトルクロッドを使用しているのはRG400Γ(ガンマ)とGSX−R750Jだけです。ともに30年以上経過しています。数百円で買いたいレベルですが1000円以上します、、、、

 

つまり、、、余生も短いのに2万も3万も払いたくないという事W オヤジです。

 

 

まず、ノーマルのトルクロッドを使用した場合、、、

 

見事にタイヤのサイドにガッツリ干渉します。

 

 

フロントのマウント部が曲者です。ここに開いている穴は約12mmでM10ボルトです。

 

一番の曲者はノーマルはこの部分にコの字のマウントとなり、2段の径が異なるボルトとなりますので、コの字奥側が12mm径のM10、手前がM8ナットとなります。キャリパー側は内幅20mmでM10の通し穴となります。

 

そう、使用するキャリパーも内幅はカタナより細いので、ここらの方向性の統一が面倒です。何げにキャリパー側のトルクロッド穴は初期GSX−R750も、GSX−R400もM8です。でもカタナ400や1000のGS1200SSキャリパーはM10だったりします。

 

つまり、ボルト径の調整が何かと面倒です。RG400Γのトルクロッド穴も8mmです。なのでトルクロッドは前後とも8mm穴で行きます。キャリパー部にはM10→M8のカラーを入れます。フロント部はM10→M8の変換ワッシャを入れてM8を使用します。

 

 

 

 

 

 重量につきましては、今までフローティングで使用していたGSX−R750Gトルクロッド&自作アルミブラケットが300G、カタナノーマルは440g、RG400Γは180gになります。厚みはカタナノーマル(円形)直径22mm、Γはリブ付きアルミの角断面で厚みは11mmですので、タイヤ干渉はしません♪

 

 でも、、、、、クリアランスは約5mmなので、、、、160は駄目かも(苦笑)

 

 

 実幅の狭いミシュランであればなんとか行けるかもしれませんが、実幅の広いダンロップなどは無理でしょうねぇ。銘柄さえあれば150なんですけどね、、、、

 

さて♪またまたアルミピストンのお話です。フロントのアルミピストンはニッシンキャリパーにニッシンのアルミピストンでしたが、リアについてはトキコのキャリパーにニッシンのアルミピストンぶち込んでますw

 

径の差はコンマ数ミリ、シールはもとのキャリパーのトキコを使用しています。

 

なんでそんなメンドクサイ事するの?っちゅーと、、、、ステップフレームカットして、余ってるスイング付ける場合は998と同じ下付けにします。トルクロッドも同じTL1000S用です。でキャリパーがニッシンのアルミピストン実装しているGSX−R1000(K1)用なのです。

 

 

つまりここにアルミピストンがあるw使わない手はないw 尚、ステップフレームカットの際には、アルミピストンはこのキャリパーに戻り、黒に塗装して使用しますw

 

 

はい♪綺麗に収まります。

 

なので、実際にはトルクロッドでの軽量化、アルミピストンでも軽量化になります♪

 

加えて、20年前の腐ったパッドwは早急にやめて<デイトナ>ゴールデンパッドχに変更

 

 

以前に交換していた<デイトナ>ステンレスパッドピンは綺麗なままですので、移植♪クロモリ製キャリパーマウントボルト、締結ボルトも移植♪何故かブリーダーボルトは純正スチールのままでしたので、<デイトナ>ステンレスブリーダーに交換♪

 

 

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