GSX−Sカタナのサスペンション改造B
リアサスペンション改 2021 GSX750S 2021.04.28 随分と久しぶりの更新ですね、、、苦笑 カタナの復活は長年のテーマでした。それも、子育て、RMX250の復活、自身の故障から復活と非常に長い道のりです、、、まだ途中です、、、 その時は突然訪れました、、、、 予定外に30年物の750Sのフォルナレスがシール抜けです。エアオンリーのリアサスは抜けたら終わりです、、、、って事もなく、オーバーホールで蘇るんですけど、何しろ30年です。 オーバーホールは初めてではありません。購入後数年で抜けて一度やってます。その後、今まで約30年間もってた訳です。大したもんです♪ という訳で、次のリアサスの候補を探しつつ、オーバーホールのショップ探しも平行で進めていました。流石に30年物です。といえど2000年頃はまだ雑誌にも掲載されていました。取扱は90年頃からオーバーレーシングでしたが、今回は問合せメールにも返答すらありませんでした、、、、唯一可能の返答を頂いたのはプロジェクトサイエンスさんだけでした。でも、インナーチューブの再メッキが必要で修理費用もかさむ為、いよいよリアサスの変更に着手しました。 探せば結構色々なメーカーから現在も販売されており、カタナ生誕40年後から考えるとなかなかすごいです♪ ラインナップはコトラトラス(ブログ)の記事を参照ください。 【フォルナレス】 の特徴 ● とにかく軽い!! ● とにかく細くて省スペース!! ● アジャスタブルはエア圧のみ!! ● フランス製で安っぽいw という事なのです。 @ とにかく、安けりゃいいと1994 GSX1100SRの純正KYBを入手します。で取付けますが、、、、、 スプリングとチェーンが干渉、、、、、、 ※ 改造カタナでGSX−R750Hの18インチ、フロント10mmオフセット、リアハブ削込なしが、主たる原因となります。 ※ U社 F 10mmオフセット 1mmシム3mm 計+13mm リア −5.5mm削込 A社 F 7mmオフセット 7mm −5.5mm削込 と両社 オフセット算出方法に違いが有ります。U社は630ドライブのセンター基準での算出、A社はエンジン基準と考えられます。 A 加工済みGSX―R750スイングをステップフレームをカットせずに入れてみる、、、、、右ステップ内側のフットブレーキ部分が干渉して入りません、、、、 ※ 同条件にてカットなしで装着している車両も有ります。過去にはフレーム後部のセンター中央をカットし、広げて溶接する例も聞いた事はありますが、詳細は不明です。 B 998のショーワ入れてみますが、スプリング受けの部分がチェーンと干渉し、入りません。 仕方がないので、次の候補探し、、、、、 【条件】 ● スプリング位置が高く、アンダーマウントからスプリング受けまでの距離が長い事 さて、ネットでのカタナへの各メーカーリアサスの取付画像を探しまくりますw 候補@ アラゴスタ PHASE2 3ウェイダンピングアジャスター 198000円也(税込) 候補A オーリンズ レジェンドツイン 140800円也(税込) 候補B ナイトロン R3 196900円也(税込) オオノスピード扱 新品では上記辺りが、条件を満たしそう、、、そう!ここなんですよ!あくまでも「満たしそう」という事。ここに大枚はたけません。 となれば、ヤフオクでありそうな物、、、、オーリンズ1択になってしまいます。カタナ用となると、90年代に発売されたプリロードがダイアルのモデルが未だに6万円位で売れています。いやいや!その当時はフォルナレスもまだ売ってましたぜw 高過ぎます。カタナ乗り変態だねw なぜそうなるかってーと、、、XJRとかCB1300とか、ZRX1200とか、、、はあくまでもネオクラシックでタマ数も圧倒的に多いです。対してカタナは?というと、、、、、完全にクラシックです、、、、 なので、、、、 作戦替えますw カタナ用じゃなくてもええやんw で、、、、 カタナより短いリアサスを探します。で、アンダーのカタナ用のコの字エンドを延長のタイプを使用してスプリング受け、穴間の距離を稼ぎます♪ 【各メーカーのネオクラシックのリアサス長】 ホンダ CB400SF 330mm ヤマハ XJR1300 325mm スズキ GSX1400 325mm 上記車種の中古オーリンズ ナイトロン クァンタムを探しますw 何故?その3社? かというとエンドアイ アジャストアイ クレビス と様々な呼び名で呼ばれているコの字のブラケットですが、コの字は実はカタナ位でCB-Fはオフセットしています。で、要は上記3社は14mm PCD1.0で共用できるという事です。 でも、延長のラインアップは過去にオーリンスで販売していましたが今はラインナップにありません。延長しなくていいのであれば、クァンタムもナイトロンも1万円程で2ヶセットが買えますが、延長となると、、、なかなかありません。 はい♪ 金ですが、、、w もうオーリンズしか選べませんねw という訳で、、、、 ヤマリンズ♪ 1996〜1998 XJR1200 YA5220 YA5230 1998〜2007 XJR1300 YA5131? 2008〜 XJR1300 YA5550 YA5560 グランドツイン プリ黒 上記のYA刻印有が本国生産のようです。カロッチェリアでのOH対象だそうです。 はい、私はYA5220でした♪ 自由長は347mm辺りです。 オーリンズではスプリングナンバーが印字されています。HPにはスプリングナンバーは記載されていませんが、レート表記はあります。ちなみにカタナのレジェンドツインで18−27N/mmです。XJR1300の純正装着でない販売モデルでは20−29N/mmです。スプリングナンバーで言うと380−06(黒360−06)です。ですが、、、純正装着は380−05となり、カタナ用と同じレート(18−27N/mm)になります。 なのであえてVMAX用のグランドツインを選択すれば。レートはカタナと同じレートになります。 流用での取付には注意が必要です。 アッパーマウント CB400SF 16mm XJR1300 14mm なのです。カタナは12mmです。 【必要なもの】 ●
アッパーマウント 14mm→12mm スペーサー ※
理想はブッシュ毎カタナに変更 ●
ワッシャー 内径 内径14mm 厚 1.5mm以上 各2枚 ※
純正等のアッパーマウントは20mmが多いです。カラーも20mm幅あります。 ※
対してオーリンズは17mmの為、上記ワッシャーが必要 ●
アンダーブラケットはメネジが切って有るメーカーが多いですが、オーリンズは切ってない為、ナットが必要となります。 PCD1.25はホームセンターにはありません。 【実際の取付について】 アッパーの径については、新品ブッシュをカタナ用の新品にするのがベストに決まっています。現にサスペンション径変換カラーなんて、いい加減な作りです。安いですけど、、、、実際入りません(苦笑)ので、外周削りましたw |