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060キャブレター改 3−@060 

 

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060GSX750Sカタナ改に、GSX−R750L用BST38SS060

 

yuu816r0200

 

さて、キャブを変えるのですが、998でも実績のあるBSTです。

口径は34があればベストなんですが、こればっかりは値段と商品があるかによるので、88R1100用の34は少し古いので、実質はBST36位かなと思っていましたが、38が出てきたので今回は38で行きます。

38パイはGSX−R750の90と、91に使われています。

さて取付ですが、BSTは仕様地、年式によって、同じBSTでも色んな部分が異なります。998にも、大分前から91GSX−R1100用のBST40が付いていますが、今回は90GSX−R750用のBST38です。

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060取付060

 

BST40のときはインシュレーターとスピゴットに段差が出たので、インシュレーターをテーパー状に削りましたが今回は段差が出来ませんでした。が、キャブ側のバンドはノーマルでは入らないのでステンの物に変更しています。

 

次に、今回のBSTには中央上部に太いゴムチューブが付いています。これはGSX−Rではセカンドクリーナーという部品に繋がりますが、BST40にもありましたが無視してました。でも、このBST38ではセカンドクリーナーを付けてみました。が、特に付けたからといって感覚は変わらなかったので外しました(笑)。

 

次にガソリンホースですが、カタナのBSでは1本ですがBSTでは2本ですので、三叉とホースを購入し1本にします。あと、負圧のホースは一番左の上部から取ります。

 

あと、当然カタナ純正のエアクリーナーは付きませんのでパワーフィルターを使用しますが、GSX−R用として販売されている物は、K&NにしてもBMCにしても2気筒に対して1つの物ですので、かっこ悪いので変えたいと以前から思っていました。

しかし、問題がありました。K&Nなら54パイで、BMCも55パイが最大であり、BSTの58パイは入りません。そこで!家にはカタナ用の54パイが余っていましたので、ボアアップしました!(笑)単に、金がなかったってのもありましたがうまくいったので、998のBSTに付け余ってきたカッコ悪いほうを750に使用しました。

 

次に、スロットルワイヤーですが、カタナ用では少し長いので遊びが多くなります。998はGSX−R用のスイッチボックスを使っているので、スロットルワイヤーもR用ですが、今回は金欠なのでそのまま遊び多いです(笑)。

最後に、油冷GSX−RのBSTはスロットルワイヤーは1本ですが、GSF用は2本ですので注意が必要です。あとチョークレバーもつまみが付いてる物と付いてない物があります。ちなみに、998のBST40には付いてなかったので加工して付けましたが、今回は付いています。

 

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998(BST40

R750STD

750

油面

14.7

14.7

PS

1.1/4戻

 

1

PAJ

1.2

PJ

42.5

35

35

JN

ZE11

6ZE11

NJ

P2

P0

段数

MJ

125

100

135

023

 

060セッティング060

 

さて、セッティングですが上の表に記しておりますが、BST40を参考に適当にやりました。(笑)

というのも、BST40は998に付ける前には、ポカラさんの750に付いていたので大体の見当が付いていましたから、今回は38パイですのでおおよそ近いパイロットとメインにしてみました。

 

まずは、PJ40・段数3・MJ135で開始しましたが、低開度が濃い症状が出ていたので、PS戻しを減らしていき、1戻しでも駄目ならPJを小さい物に変えますが、かなり濃い症状(チョークを引くと止まる。冷寒時にチョーク引くとエンジンがかからない等)が出ていたので、PJを35にしました。

それでも、あまり改善されないので段数もひとつ上げ(薄く)ます。それによってかなり改善されましたが、あけ始めはまだバラついているのでPJを32.5にしました。

 

ここで大問題が!!PSを回そうが、何しようが濃くて濃くてたまらーーーーん!!!????????????なんでーーーーー?走らない!止まってしまう?

 

そうなんです。薄くしたはずなのに思いっきり濃くなってます。謎です。

で、どうにも対処のしようがないのでPJを元の35に戻します。直りました。で、PSを調整し、実走します。

なんと!!バッチリ来ました!!走行後、プラグを見ましたがいい焼けです。

さて、問題の原因のPJですが、今までPJは純正部品で注文していました。が、今回はキタコ製を部品店で買ってきました。そうです。原因はコレです。

スズキの純正で注文すると、全部ではないですが、PJ横のミキシングホールがない物が多いですが、キタコ製ではミキシングホールが開いています

しかし、番手が同じなら元穴は同じ径では?と思っていましたが、実際にスズキ純正の35とキタコの32.5を見比べて見ると、何と32.5のほうが穴が大きいのです。

 

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060インプレ060

 

さて、インプレですがスロットルも超軽く、吹けもBSよりも軽くなりますねぇ。BSでは全く治らなかった6000rpmのもたつきは、あっという間に改善です。(笑)それにしても、口径が4mm上がった事と、1世代違うキャブにする事によって、改善かつ明らかにパワーアップします。(体感ですが)スロットルも当然軽く、負圧である為、扱い易いです。

 

 

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